空　色　逍　遥　

[Movie]ハウルの動く城

遅ればせながら、ハウルの動く城を観てきました。

まわりの前評判がいろいろだったのですが……
けっこうおもしろかったのですが、いろいろとナゾだなぁと
思うこともたくさん残っていて……ちょっぴり消化不良でした。

ハウルはひたすらかっこいいですね〜！
弟子のマルクルがなかなかかわいかったし、ソフィーはけなげでした。
個人的には犬がけっこうお気に入りです。カルシファーも。

あと、さすが、ジブリ、絵がすごくきれいでした。
魔女の宅急便みたいにちょっと西洋っぽいまちなみとかもきれいだったし。
ＣＧとかも効果的に使われてたと思います。
音楽もよかったな〜。

声優さんも思ったよりよかったと思います。キムタクが物議をかもしてましたけど、
けっこうよかったと思います。そんなにキムタクだ〜！って感じではなくて、
ハウル、って感じだったと思いますし。
ちょっとだけ、ソフィーの若いころの声が元気ないかな〜という気もしましたが。

……ということで。Ｂｏｏｋｓに書いた通り、ちょっとナゾが多かったので
原作本も買ってしまいました。

以下、追記にネタバレあり感想文を書きます。

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以下、ネタバレあり感想文です。
ネタバレをみたくない方はぜひともここは飛ばしてくださいませ。
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ということで。

以下ちょっぴり辛口かもしれないコメント。
というか、ナゾが多い、について。

話としては、何がメインだったんでしょうか？
戦争とかも出てきたけど、ソフィーとハウルのラブストーリーがメインだったのかなぁ？
ハウルは、守るものができたというのがいいところ？
ソフィーは一生懸命なのがいいところ？
でも、ハウルのどこにソフィーがひかれたのか、ちょっと今ひとつ納得できず。
なんであんなに一生懸命だったのでしょう？？？？

あと、サリマンもナゾです。何がしたかったんでしょう？
あんなに最後簡単に戦争やめるなら、あの戦争ってなんだったの？
ハウルを手にいれたかったから、じゃないですよね？
……わ、わからない……

ちなみに、原作本を今読んでいますが、登場人物たちは
原作よりもみんなすごくいい人になってますね。
ハウルは映画の方がまじめ（外で何をやってるかが全然違ってるし）
ソフィーも映画の方が一生懸命（もうちょっと純粋なだけじゃない感じですね、原作は）
ですね。話の流れや主眼も違うところにある気がします。
ま、この原作をソースに、ジブリがかなりオリジナルなものにしたという感じがしますね。

ということでやっぱりナゾはナゾのままになりそうです。(苦笑）