日本画家横山大観の晩年の家は、不忍通り沿いにあります。
不定期であいているという噂なのですが、運良く入ることができました。
こちらは2階建ての日本家屋。真ん中に坪庭があって
ちょっと京都っぽい?
囲炉裏のある客間や、実際に絵をかいていた部屋、2回のお部屋など
見ごたえがありました。お庭も大観がデザインしたそうです。
大観の絵、すごくすてきでした。墨絵なのですが、山から霧が立つような様子とか
すごく幻想的。昔は色のあるものを書いていたそうです。それからモノクロの世界へ。
墨って一度かいたら消せないものなので、白をうまくバランスよく残して
この奥行き感とかすごいなぁとか思いつつみていました。
ちなみに、大観さんってすごく若かったらしいです。
85歳の写真とか全然85歳に見えません。
(50〜60ぐらいにみえる)
ここも、都会の中とは思えないぐらいのんびりしたところでした。
投稿者 satsuki : 2004年09月23日 19:47 | トラックバック