ということで世界お茶まつり2004のティセミナーコーナーで
チャイの入れ方、というのをインド大使館主催でやっていました。
メモを忘れないように書いておこうかと思います。
(4杯分)
水 300cc
ミルク 300cc
紅茶 20g(アッサムCTCがいいらしい)
砂糖 20g
スパイス シナモン、カルダモン、ジンジャー(乾燥した固いもの)
まず手鍋に水をいれてそこにスパイスとお茶を投入して火にかけます。
くつくつしてきたら1分ぐらいに出して、ミルクを加えます。
またふつふつしてきたら砂糖を加え、砂糖がとけたら茶漉しで
こしてできあがり。
なんだかおいしそうですよね〜。
スパイス類は丸のままいれていました。
(シナモンはスティック、カルダモンは緑色の実)
ぜひ、試してみたいです。
ちなみに、ミントティについてもきいてみました。
中国緑茶とスペアミント(フレッシュがいいけどなければドライでもOK)にお湯をそそぎ、
さらに砂糖をいれるそうです。ひとりにつきスプーン一杯だとか。けっこう大目にいれてる
みたいです。でも、けっこうさわやかでおいしかったです〜。これも試してみたいな〜。
この間、珈琲の入れ方をろみさんのお菓子教室で習いました。
自分でも忘れないためにメモ。
ちなみに、ドリップです。
まず、お湯を沸かす
↓
お湯で使う器具をあたためる
ドリッパー
お湯をおとすポット
珈琲をおとすポット
この間、ちょっとやかんの火をとめておくといい感じに
お湯が冷めます。
↓
ドリッパーにフィルターをセット。真ん中に粉をいれる
↓
ポットのお湯をいれ粉全体を湿らせるように
ちょっとだけお湯をさす
↓
むくむくするまで30秒〜1分ぐらいまつ
ここで粉が蒸らされます。
↓
真ん中にほそくちょっとずつお湯を落とす
むくむく泡がたってくるので、その泡がへこまないうちに
次のお湯をまんなかに足す。
(真ん中にいれるだけでOK。お湯が勝手に粉の中を回ってくれます)
↓
そろそろやめたい感じになってきたら全部落としきる前に
ドリッパーをポットからはずす
できあがり♪
この真ん中に落としていく、というのが私には目からウロコでした。
やなか珈琲さんの新鮮な珈琲を使ってみたらむくむくして
感動!でした。
なかなか珈琲をいれるのって楽しいですね。
落としてる間の香りがまたいいし。
ようやく基本のお話です。
私がいろいろ学んだ結果思った、お茶をいれるときに最低限これは守ったほうがいい、と思うこと。
それは、
・お湯の温度
・お湯と茶葉の量の関係
・蒸らし(時間とふた)
です。
それぞれ、お茶葉によっても違うし、好みによっても変わります。
なので基本と、調整の仕方を覚えて、あとはトライ&エラーで自分の好みを探す、
というのがいいと思います。
●お湯の温度
温度はだいたい、茶葉の種類によってかわります。
目安は、
紅茶: ぼこぼこに沸騰したもの。確か、90度を超した湯温が必要
中国茶: 烏龍茶系:ぼこぼこに沸騰したもの
緑茶系・白茶系: 一度沸騰した湯をさましたもの
日本茶: 緑茶系:基本的に1煎目は60度ぐらい、2煎目は80度、3煎目はあつあつをといわれている。(玉露はもっとさげる)
ほうじ茶:あつあつをいれましょう
というところです。
いちおう、一般的に、
温度があがると香りが豊かになる
温度をさげると旨みが強くなる
といわれています。
科学的に何度以上じゃないと、○○の成分は出ないとかそういう話はありますが
(紅茶なんかは好みでさげすぎると全然おいしくなくなるかも。ジャンピングが重要なので)
日本茶なんかはほんとに好みでかえるといいと思います。
●お湯と茶葉の量
お湯の茶葉の量の関係がわかると、いれる器によってかえることができます。
これまた茶葉によってかわるんですけど、目安を覚えて、そこから増減して好みの
量をさがすのがいいと思います。
紅茶:一人分がティスプーン一杯分。キャディスプーンを使うと便利です。
ポットによってどれぐらい入るかかわります。私はボダムのアッサムというポットを使っていますが
あれで、キャディスプーン2杯ちょいぐらいが好みですね。
中国茶: 急須にひとわたりが基本。
日本茶: 同じく急須にひとわたりが基本。
この2つは、急須の大きさで量が左右されます。だいたい底にひとわたり並んで入るぐらいの量
が基本です。ただし、茶葉の形によって大きいものの場合は少し量を多くするとか、
そういう調整は必要です。
と、こういう感じです。あとは飲んでみて、濃いと思えば茶葉の量をへらしてみればいいし、
薄ければふやしてみればいいと思います。
●蒸らし
蒸らし時間もいろいろあるんですが。
紅茶:2分を基本にして、そこでテイスティングして決めます。
大きい茶葉の場合は3分とか4分とか必要な場合がありますが、
いずれにしても、はじめていれる茶葉の場合は2分でひとくち飲んでみます。
(そして、たいてい2分にしてしまう。笑)
中国茶:フィーリングで。(笑)
いや、もし、素焼きの茶壺を使っている場合は、お湯をまわしかけた後に
茶壺の口にぷっくりと出ているお湯がすーっとひいた瞬間に茶海にあけます。
(これは台湾の和昌茶荘で習ったやりかた。私にはこれがあってます)
だいたい30秒ぐらいですね。あとは好みで。
中国茶の場合、何煎も飲むとまたかわっていくので、前回うすかったらちょっと
長くしてみるとか、そういう風に調整しています。渋かったら減らすとか。
日本茶:2分、1分、すぐ、の順ですね。日本茶はだんだんと時間を減らしていきます。
最初は低い温度でじっくり、という感じ。熱いお湯をいれた場合は短い時間で
注がないと渋くなります。
以上を目安にして、それぞれの茶葉にあった時間をさがしています〜。
ところで、最初の方に「ふた」って書いたんですけど、これは私がこだわるもう1つのこと。
蒸らす際には、ふたがあったほうがいいです。香りが逃げないとかいろいろ理由はあると
思いますが、たとえマグカップでも、ソーサーで蓋をするとかしています。
できれば、ポットでいれられるといいなと思っています。
ティバックも、ちゃんとふたをして上の基本を守るとおいしく入ります♪
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ということで、こういうことを守りながら、時間によってアレンジをして楽しんでいます♪
アイスティの作り方の代表的なうちの1つ、水出しアイスティです。
(あれ、一番ポピュラーなオンザロックがまだ書いてなかったりして)
はじめてしったのはレピシエさんの「レピシエだより」です。
今ではあちこちの本でものってたりしますが。
水出しで作るとお茶がまろやかな感じになります。
(オンザロックだとちょっと渋みが強くなる感じがします)
香りがいいもので作るのがおすすめです!
[用意するもの]
お茶をいれる容器
お茶葉 14g
お水 1リットル
※お茶葉とお水は、割合いをまもれば、水の量や茶葉の量は容器に
よって加減をしてください。
(例)私は、半分ぐらいの量で作ります。お水500mlにレピシエのテトラティバックを
2つぐらい、とか。
[作り方]
1.お茶葉をいれます。
2.水をそそぎます
3.一晩ぐらい(8〜10時間ぐらい)おきます
(室温で。もし最初から冷蔵庫の場合は気持ちながめにすればいい気がしています)
4.お茶葉を出して、冷蔵庫でひやしてできあがり
1日ぐらいでのみきりましょう。
以上です。(笑)
いたって簡単。
お茶はリーフの場合は、茶漉しつきの容器がレピシエさんやボダムから出てたり
するので、それを利用すると、4の茶葉を出す、が楽にできます。
あるいは別のポットで作っておいて、茶漉しで容器にうつすとか。
また、茶漉しがない容器の場合、前述のテトラのティバックを利用するのも
いいですよ。その場合、各ティバックに何gぐらいお茶葉がはいってるかを
みて、個数を決めましょう〜。
お茶はけちけちしないこと!がコツです。(笑)
ちなみに、中国茶や日本茶でももちろんできます。
中国茶は烏龍茶のように固まってる場合は、一度、1煎ぐらいいれて
すこしゆるめた状態で水出しにすると、よく出ます。
(最初から水出しだとひらきにくいです)
文山包種茶などでやるとさわやかなアイスティができます〜!
暑い夏においしいアイスティ。
いくつか入れ方はありますが、私の最近のお気に入りはシェイクティです。
今はなきVISIOという雑誌のお茶特集でみたのが最初なのですが、
いわゆる泡沫茶といういわれるものです。
少しアレンジして楽しんでますが。
[用意するもの]
カクテルシェーカー
小さめの茶壷(お茶が入るものならなんでもOKですが)
茶漉し
氷
シロップ(私ははちみつを使ってます)
茶葉
※茶葉は香りがあるものがいいです。私はかぼす(緑碧)やジャスミンティでよく作ります。
[作り方]
1.ひとまず、普通にお茶をいれます。
量はあまりいらない(カクテルシェーカーにはいる分なので)ので、私は小さめの
茶壷(160mlぐらいの)を使っていれてますが、お好みで。
2.カクテルシェーカーに氷をいれます。ふちまでいれておきます。
3.お茶が入ったら茶漉しでこしながらお茶をカクテルシェーカーにいれていきます
4.シロップやはちみつをカクテルシェーカーにいれます
※甘味はお好みですが、お茶は冷えると渋く感じるものなので、
入れたほうが飲みやすくなると思います。
5.ふたをしてシェイクシェイク!
6.コップにカクテルシェーカーからうつしてできあがり♪
表面に細かく泡がたってればOK!この泡が香りの素になります。
(アイスティにすると香りはたちにくいので)