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2004年07月01日

[Tips] お茶をいれるときに守りたい、3つのこと

ようやく基本のお話です。

私がいろいろ学んだ結果思った、お茶をいれるときに最低限これは守ったほうがいい、と思うこと。
それは、
・お湯の温度
・お湯と茶葉の量の関係
・蒸らし(時間とふた)
です。

それぞれ、お茶葉によっても違うし、好みによっても変わります。
なので基本と、調整の仕方を覚えて、あとはトライ&エラーで自分の好みを探す、
というのがいいと思います。

●お湯の温度
温度はだいたい、茶葉の種類によってかわります。
目安は、
紅茶: ぼこぼこに沸騰したもの。確か、90度を超した湯温が必要
中国茶: 烏龍茶系:ぼこぼこに沸騰したもの
      緑茶系・白茶系: 一度沸騰した湯をさましたもの
日本茶: 緑茶系:基本的に1煎目は60度ぐらい、2煎目は80度、3煎目はあつあつをといわれている。(玉露はもっとさげる)
      ほうじ茶:あつあつをいれましょう
というところです。

いちおう、一般的に、
温度があがると香りが豊かになる
温度をさげると旨みが強くなる
といわれています。

科学的に何度以上じゃないと、○○の成分は出ないとかそういう話はありますが
(紅茶なんかは好みでさげすぎると全然おいしくなくなるかも。ジャンピングが重要なので)
日本茶なんかはほんとに好みでかえるといいと思います。

●お湯と茶葉の量
お湯の茶葉の量の関係がわかると、いれる器によってかえることができます。
これまた茶葉によってかわるんですけど、目安を覚えて、そこから増減して好みの
量をさがすのがいいと思います。

紅茶:一人分がティスプーン一杯分。キャディスプーンを使うと便利です。
    ポットによってどれぐらい入るかかわります。私はボダムのアッサムというポットを使っていますが
    あれで、キャディスプーン2杯ちょいぐらいが好みですね。

中国茶: 急須にひとわたりが基本。
日本茶: 同じく急須にひとわたりが基本。
この2つは、急須の大きさで量が左右されます。だいたい底にひとわたり並んで入るぐらいの量
が基本です。ただし、茶葉の形によって大きいものの場合は少し量を多くするとか、
そういう調整は必要です。

と、こういう感じです。あとは飲んでみて、濃いと思えば茶葉の量をへらしてみればいいし、
薄ければふやしてみればいいと思います。

●蒸らし
蒸らし時間もいろいろあるんですが。

紅茶:2分を基本にして、そこでテイスティングして決めます。
   大きい茶葉の場合は3分とか4分とか必要な場合がありますが、
   いずれにしても、はじめていれる茶葉の場合は2分でひとくち飲んでみます。
(そして、たいてい2分にしてしまう。笑)

中国茶:フィーリングで。(笑)
      いや、もし、素焼きの茶壺を使っている場合は、お湯をまわしかけた後に
      茶壺の口にぷっくりと出ているお湯がすーっとひいた瞬間に茶海にあけます。
      (これは台湾の和昌茶荘で習ったやりかた。私にはこれがあってます)
      だいたい30秒ぐらいですね。あとは好みで。
      中国茶の場合、何煎も飲むとまたかわっていくので、前回うすかったらちょっと
      長くしてみるとか、そういう風に調整しています。渋かったら減らすとか。

日本茶:2分、1分、すぐ、の順ですね。日本茶はだんだんと時間を減らしていきます。
     最初は低い温度でじっくり、という感じ。熱いお湯をいれた場合は短い時間で
     注がないと渋くなります。

以上を目安にして、それぞれの茶葉にあった時間をさがしています〜。

ところで、最初の方に「ふた」って書いたんですけど、これは私がこだわるもう1つのこと。
蒸らす際には、ふたがあったほうがいいです。香りが逃げないとかいろいろ理由はあると
思いますが、たとえマグカップでも、ソーサーで蓋をするとかしています。
できれば、ポットでいれられるといいなと思っています。
ティバックも、ちゃんとふたをして上の基本を守るとおいしく入ります♪

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ということで、こういうことを守りながら、時間によってアレンジをして楽しんでいます♪

投稿者 satsuki : 2004年07月01日 16:07 | トラックバック