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2006年02月23日

[Musical]星組東京公演

久々に(?)宝塚をみにいってきました。

今回は、星組東京公演。「ベルサイユのばら」です。

今回はフェルゼンとアントワネット編で、この二人を中心にした話になっています。
どちらかというとエピソードとしてはオスカル・アンドレの方が好きなので、
そこがかなりさらりと流れるのが残念ですが、
でもでも、とてもいいお芝居でした。
正統派宝塚!な舞台でした。

話の筋はわかっているのに、ないてしまうポイントではないてしまい……(苦笑)

湖月わたるさんは、次回の公演で退団してしまうのがもったいないです。
本当に情感豊かで、言葉にならない苦悩とかがよく出てたと思います。

ちなみに、今日は見ていたお客様の超豪華!でした。
歴代の星組のトップさんが見にきていました。すごかったです。

ということで、マニアックネタばれ感想は追記で!

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ということで、ネタばれ感想です。
















ということで。

非常にいい舞台だったと思います。
主演していた、湖月さんも白羽さんもぴったりでした!

私としては、オスカルの安蘭さんがぴったり!!!でした。
すばらしい。安蘭さんは、王家の紋章でアイーダの役をやったりもしていた
ので、オスカルの女性としての部分と、男性であろうとする部分がとてもよく
出ていてすごくよかったです!!!
とても自然だったし。今まで見たオスカルの中でもかなり上位に入ると思います。
もちろん、歌もうまいし!
ぜひ、安蘭オスカル、湖月アンドレで、アンドレ・オスカル編をみたい……

湖月さん、いつもの通り、とても情感がこもっています。
セリフはなくても、表情が変わっていくことで、どういう心境なのか、
どんなにせつないかがすごく伝わってきます!!!
すばらしい。動きもかっこいいけど、その熱い心が大好きです。
それにしても、ほんと、せつない。最後、命をかけてマリーアントワネットを
救いにいったのに、返ってきた言葉は「死なせてほしい」「子供を置いて逃げられない」
「女王であり母である」というのは……最後の最後で、恋人としてではない
マリーという感じがして。それに対して何もできないフェルゼン。
本当にせつないですよね……

ちなみに、泣いてしまったポイントは、バスティーユ、アンドレの死、
フェルゼンとマリーの最後の場面の3つです。
特にアンドレの死〜バスティーユは、これだけ流れがわかってるのにぼろぼろと。(苦笑)
オスカルがとってもせつなくてせつなくて……
アンドレが撃たれて死ぬところでなき、オスカルが撃たれたところでなき……
(ちなみに、今日はフェルゼン編だから、そのあたりがとても短くてちょっと不満。
もっといろいろあるのに〜……)

フェルゼンのところで涙が出るのは上に書いた理由です。
マリーの言葉がつらい……

そうそう、宝塚は、せつない場面のあとに、明るいレビューがちょこっとついて
明るく終われるのもいいところ。
男役さんのダンス群、とてもよかったです。かっこいい!
そして、湖月さんと白羽さんのデュエットダンスもすごくすてきでした。
かっこよかったです、キレがあって。

ということで、忙しい中、すっかり堪能してしまった私でした。(笑)

投稿者 satsuki : 23:35 | トラックバック