未来に起こることなど知り得ない
知る必要もない
しかしそれが出来るようになり私は変わった
お前も変わるだろう
この書を読めば
私と同じように恐怖を知ることになる
未来の知識を手に入れるか?
破滅するか?
どちらかだ・・・
エターナルダークネス説明書より
人の皮と骨を魔術によって繋ぎ合わせた奇妙な書。表紙にマントロクのルーンが押されている。その成立は人類誕生以前、時のはじまり以前ともいわれる。装丁から禁断の都市との関係が推測される。(禁断の都市には人の皮と骨を使った社があり、そこにはエターナルダークネスの聖堂にあるものとにた骨の手のブックスタンドがある)
ゲーム中のキャラクターはパイアスを除いてこの書を所有することになり、知識と経験を共有して闇と戦うことになる。
アーロン・ロイヴァスの手紙の中の説明から、エターナルダークネスの書にはいくつかの写本が存在していること、学者も内容も解読できないこと、魔力を持ち精読するには注意が必要であることなどがわかる。選ばれし者以外には本の内容をうかがい知る事はできないようだ。アレックスも秘密の書斎で書に手を伸ばす前は壁にかかっているチャプターページを解読できなかった。
選ばれし者は、一瞬で書の内容を理解する。書にはかつての所有者の魔法の知識、経験が記録されている。書は独自の主観的時間を持っているため、かつての所有者が自分から見て未来の人間であり、未来に起こることを記憶として手に入れてしまうこともある。また、複数の場所に同時に存在することもあるようだ。(ロイヴァス家にある書と、他の近代、現代のキャラクターが持つ書)
最初から書を持っていたエリア、秘密の書斎で書を発見するロイヴァス家の3人を除いたキャラクターは聖堂らしき場所に呼び寄せられ、書を発見する。転移は一瞬で起こり、所有してほしいと呼びかける書を手にすると、またもとの空間に戻される。書は基本的にはこの聖堂に存在しているようだ。
聖堂の床は叫ぶ人の顔で埋め尽くされている。これらの人々も闇との戦いの犠牲者である。また、ここにはかつての所有者で、使命の中命を落とした者の石像も置かれている。この石像は来るべき決戦のときまで所有者の魂を保存しているようだ。