Denis Dyack:"if the gamers want it, we'll do it. "
Denis Dyack:"The yellow magic is real!We will explore this and much more in future ED tales."
エターナルダークネスの続編の可能性はあるのだろうか?時系列に沿って開発会社シリコンナイツの社長であり、エターナルダークネスのストーリーの作者でもあるDenis Dyackの発言内容を追ってみた。
2001年10月
発売延期決定時のインタビュー(Planet Gamecube INTERVIEWS: From the mouth of Denis)
延期とともに題名にサブタイトルがついた理由を聞かれ、内容をよりよく説明するのと将来のためであり、もしEternal Darkness: Sanity's Requiemが上手くいったら、Eternal Darknessの名前はそのままでもサブタイトルを変えることでこの神話に新しいチャプターを加えられる、と説明している。
2002年4月
the Electric PlaygroundDenis Dyack--Eternally Yours)
エターナルダークネスのために物語宇宙の設定をまず作った。このゲームはその世界に空いた窓の一つに過ぎず、プレイヤーがさらに望めば新しい物語や冒険に案内することも出来る、と語っている。
2003年2月
Denis Dyack vs. Planet GameCube(mp3音声のみ)
エターナルダークネスにはまだ謎があることを再確認。「どうやってエンシャントが封印されたのか」、そういったことは設定はあるがまだ話していない。続編で明らかにするかもしれないが、それを今製作中とは限らないと説明。
2003年5月
Nintendo.comのSilicon Knights Interview
…黄色のエンシャントの存在を明らかにし、みなが望めば続編の可能性もあると説明。
2003年6月
「今開発しているわけではないようだが、すでにエターナルダークネスの続編のストーリーは書かれているらしい」とIGN.COMのエディタがQ&Aコーナーで発言。
エターナルダークネスの映画化、テレビシリーズ化の権利をHypnotic社が獲得
2003年9月
IGN.comの掲示板の黄色の魔法についての議論のトピックに「黄色の魔法は本当にある! このことやもっといろいろなことを将来のEDの物語(future ED tales)では探索するつもりだ」と書き込む。
2004年3月
Interview: Denis Dyack, President - Silicon Knights (gameinformer)
エターナルダークネスの続編はどのようなものになるべきか、という質問に「次のエターナルダークネスは物語宇宙を拡張し、語る必要があるものとまだ語っていないものについて、そしてまだ説明されていないいくつかの謎を説明する話になるでしょう」と答え、「いつか出せることを願っている」と締めくくっている。
ゲームとは言っていないが、将来のエターナルダークネスの物語の存在を明言した。映画化、テレビ化、ゲームの続編というどの形であろうとさらなるエターナルダークネスの物語世界の発展に期待したい。
*エターナルダークネスのストーリーはシリコンナイツのDenis DyackとKen McCullochの合作。菱田達也(任天堂)、山田裕之(任天堂)、Dr. John Mitterer、Henry Sterchi、Jeff Kallesの5人が編集を助けた。