アメリカの公式サイトeternaldarkness.comのストーリーラインにはエンシャントについて記述されている。以下にその翻訳を示す。

人間がたわいのない考えで宇宙を飾り立てるよりはるか昔、地球は他の種の物であった。その古代種族は物理法則にも自然法則にも、目的や倫理にも縛られなかった。時の経過と、氷河期、プレートの変動、そして他の理解できない理由により、これらの「エンシャント」は我々の世界の隅に追いやられた。そこで彼らは帰還の条件が整う時まで拘束されている。

「ああ、なんと人間は忘れやすく、子供じみていることか… 我々はなんと無知であるか、自分たちが優れていると思い込み目を瞑って安心している。我々はただの留守番に過ぎず、エンシャントが帰還すれば大破壊の波の中の流木のように洗い流されてしまう運命だというのに…」

支配欲に駆られ、過激な団体はエンシャントをかつての地位に復活される手段を探している。永劫の時の間、彼らは闇の中で計画を建て陰謀を企て、この不浄の存在を神秘的な魔法、血の儀式や崇拝そして生贄をもってこの世界に召喚しようとしている。

これらの団体について知られていることはほとんどない。彼らの秘密を知ったものは速やかに殺されるからだ。彼らの計画によるエンシャントの復活、そして人類の絶滅は間近である。

しかし、まだすべての希望が失われたわけではない。人類の宿命は選ばれし者の行動にかかっている。彼らは英雄行為とは程遠いただの人間であるが、それでも責任は彼らにある。自らの命が見たこともない悪に引き裂かれようとするときでも、彼らは直面した敵だけでなくそして自分自身の恐怖に勇気を持って立ち向かわなければならない。これらの不幸な魂は狂気の瀬戸際に立たされ、エンシャントの恐怖により苦しめられるだろう。

人類の知覚を越えた場所で影と幻想渦巻く秘密の戦争が遂行されている。数世紀もの間にわたるエンシャントとの戦いは今その最終段階にある。

闇が来る…