ティムール帝国の初代君主ティムール(1336-1405)
彼はタメルランという愛称でもしられる。チンギス=ハンの子孫であると自称し、一代で周囲の国を滅ぼして遊牧民の大帝国(ティムール朝、首都サマルカンド1370-1500)をつくりあげた。
ティムールは保証金を払った都市は保護したが、刃向かうものには容赦ない破壊・殺戮をしたという。彼の偉大さを称えるために、虐殺した人の数万の生首でピラミッドを建てたとも、生きた人間を積み重ねレンガとセメントで固めて塔を建てたともいわれる。
彼についての物語や詩がいくつか存在している。
クリストファー・マーロウによる戯曲『タムバレイン大王』
エドガー・アラン・ポーの詩『タマレーン』